運動できる子に育てたい!運動できる子にするための3つのポイント
こんにちは、たか先生です。
将来、子どもが運動できるようになってほしい!
小さい時にどんなこと運動を子どもにさせればいいのか分からない
勉強もできるようになってほしいけど、出来れば自分の子どもには運動もできるようになってほしいですよね。でも小さい時って運動神経をのばすためにどんなことをすればいいか分からなくないですか?
この記事では、子どもの運動神経を伸ばしたいお父さん、お母さんに向けて
今日のブログではこんな発信をします。
- 体育教師として授業をしていて、今の子どもに思うこと
- 3歳までに経験させたい動き
体育教師としてたくさんの子どもを見てきて、今の子どもにはこれが必要だなと思うことを紹介していきます!
体育教師として今の子どもは
- 運動ができる子とできない子の差が激しい
- 運動ができる子でも、習っている特定の種目だけ得意だったりする。
- 体が上手に使えない、よくケガをする
できる子とできない子の差が激しい
今の小中学生は習い事が忙しくてなかなか遊ぶ時間がありません。
昔の子どもは遊びの中で色々な運動をしていましたが、今はその遊びの経験がとても少ないです。
必然的に習い事として運動をしている子以外は運動経験に大きな差が出てきます。
よく3つの「間」がなくなったと言われています。
・時間・・・忙しくて、遊ぶ時間がない
・空間・・・公園が減り、遊ぶ場所がない
・仲間・・・少子化により、遊ぶ人がいない
特定の競技だけ得意
今は遊ぶことが少なくなったので、習い事として運動をしている子が多いです。
それ自体はすごくいいことですが、小さいうちから1つの種目に絞ってしまうと
- 同じ動きが多くなるのでけがをしやすい
- その種目にはない動きだと対応できない
- 同じ動きが多くなるので、筋肉のバランスが悪くなってしまう
授業をしていて、あるスポーツの県選抜の選手でも、授業でバレーをすると全然できなかったことがありました。
様々な動きやスポーツができる子の方が専門種目でも伸びていくイメージです。
個人的な意見としては、中学くらいまでは1つの種目にこだわらずに色んなスポーツをやってみた方がいいと思います。
身体が上手につかえない
身体を上手に使うとはどういうことだと思いますか??
「自分の身体を思った通りに動かす」ボディイメージができているかが大切です。
目をつぶって両手を真横に広げてみてください。
この時に両手が肩の高さになるように広げてみてください。
もし近くに誰かがいたら確認してもらいましょう。
あるクラスでこれをやったときにびっくりしました!
「全然肩の高さが違う!!」
「右手と左手で高さがバラバラ、、、」
ただ手を横に広げるだけの簡単な動きでもズレが出てくると、スポーツの複雑な動きになるとさらにズレが出てきてしまいますよね、、、
運動ができるようになる3つのポイント
3歳までにしておきたい運動を3つ紹介していきます。
色んな動きを経験する
1つ目は「運動というより、日常でたくさんの動きを経験する」ことです。
「歩く」「跳ぶ」「登る」「回る」など、昔は外遊びで自然と経験できていたことが今はなかなか難しいので、大人がいそういう環境に連れて行ってあげられるといいですね!
子どもの運動について専門家の中村和彦先生が推奨している36の動作を紹介します!
【姿勢に関する動き】
【重心に関する動き】
【四肢を巧みに使う動き】
特に最初の2つの動きはたくさん経験させてあげましょう!
2つの動きが基礎になって3つ目の動きができるようになります!
発達障害がある子はバランス感覚を鍛えると落ち着くという研究があります!積極的に運動させてあげましょう!
エネルギーをつける
最近では身体を上手に動かすための「コーディネーショントレーニング」などが注目されています。
しかしどんなに上手に動かせるようになっても元となるエネルギーがないと意味がありません。
エネルギーをつける簡単な方法は「歩く」「走る」です!
人間は歩いたり、走ったりをたくさんすることで「正しい姿勢」を身につけ、
「自分に合ったバランス」を見つけることができます。
たか先生が、子どもがたくさん動くためにやっていることは「散歩」です!
散歩は歩いてエネルギーをつけられるだけでなく、たくさんメリットがありました!
- 親も一緒に動いて運動不足解消
- 草を触ったり、トラックの音を聞いたり色んな刺激を受けられる
- 「あれは何?」「あれはカラスだね」など実際に見て言葉を覚えられる
(長男は散歩をしてから言葉をたくさん覚えるようになりました!)
散歩は運動能力も上がるし、頭も良くなるし、是非やってほしいです!もちろん安全には最大限注意をする必要がありますけどね。
公園で遊ぶ
たか先生の趣味は「良い公園を見つける」です!
広い公園や大きな遊具がある公園を見つけると子どもと一緒に遊びに行きます!
公園の昔ながらの遊具「ブランコ」「ジャングルジム」などは先ほど説明した36の動きをたくさん経験できます。
1歳から運動の習い事をするよりも、自分は公園でたくさん遊ぶ方が将来運動が得意な子になるんじゃないかなと思います。
それに公園なら自分で遊びを作ったり、自分なりに遊び方をしたり想像力も身に付きます!
今回の記事では「小さい子どもの運動」について書いてみました。
大切なことは1つの種目に絞ることなくたくさんの動きを経験させてあげることです。そして子どもが楽しいと思えることをやらせてあげることだと思います。
今日も読んでいただいてありがとうございました!
子どもといっしょに「散歩」に出かけましょう!!