お父さん、お母さん

発達障害がある子の親ができること

たか先生

こんにちは、たか先生です。

障害がある子にできることは何だろう?
家でも療育をした方がいいのかな?

障害がある子を持った親は「子どものために何ができるかな?」「SNSを見ているとみんな療育とかをやっていて不安」などを感じたことはありませんか?

この記事では、子どものために何をしてあげればいいのか分からないと悩んでいる
お父さん、お母さんに向けて以下の内容を発信します。

  • 子どものためにできることは何だろう?
  • 療育って家でもやった方がいいの?

発達障害の子をもつ親として意識していること、教員として保護者に「これをしてほしいな」ということを紹介します。

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子どものためにできること

自分を大切にする

教員をしていると保護者の方がいつも子どものために一生懸命頑張っている姿を見ます。自分のことなんか二の次にして頑張っている保護者を見ると「お母さん、無理しないでね」と声をかけたくなります。

発達障害の子をもつ保護者はすごく大変です。
定型発達の次男を育てて思いました。(もちろん大変さは色々あると思いますが)

そして疲れてくると余裕がなくなりますよね。
余裕がないと親も先生もつい怒ってしまったり、冷たくなったりしてしまいます。

「子供の意見に最後まで耳を傾けて・・・・・」
「怒るのではなく、何がいけなかったのを具体的に伝える・・・」

分かってます!!
分かってるんだけど、しんどい時にそんなことをする余裕は残ってないです、、、

良い声掛けや関わりは心の余裕から生まれると思います。

だからまずは自分を大切にしましょう!

心の余裕を生み出すための方法
  • 楽しめる趣味をつくる!
  • 子育てに関するサービスを積極的に使おう!
    ベビーシッター、ファミサポなど)
  • どうしようもないときは諦めてYouTube!

YoutTubeに関してはそれぞれの考えがあると思いますが、親がしんどい時は最高の味方です!もちろん時間を決めて見せるようにすることが大事ですね。

好きなことをみつける

好きなことはその子にとって大きな武器です!

自分は初めての面談の時には必ず最初に「好きなことは何?」と聞くようにしています。

好きなことがあると
  • 好きなことに取り組むことで自分を好きになれる
  • 好きなことに没頭することでストレスを軽減できる
  • 苦手なことでも好きなことを目標に頑張ることができる

発達障害のある子は初めてのことや苦手なことに強い不安を抱えます。
しかし好きなものを目標にしたりすると苦手なことでも挑戦しようとしてくれます。

例えば自分の息子ははたらく車が好きです。息子は感覚過敏があるせいか髪を切ることがすごく苦手です。

そういう時に切り終わったらはたらく車の動画を見せると約束したり、切っているときに動画を見せることで恐怖を軽減することができます。

逆に何も好きなことがない生徒はどうやって支援をすればいいかなとすごく悩みます。好きなことや好きなものがあると色んなことに生かせますね。

お手伝いをしてもらう

子どもは褒められることが大好きです!「誰かの役に立った」と思うような経験をたくさんさせてあげましょう!

またお手伝いをすることで生活に必要なスキルを身についていきます。
お手伝いは何でもいいと思います。

お風呂掃除、洗濯、服をたたむ、料理など、子どもがやりたいことや興味があることを選ばせてあげるといいですね。

しかしお手伝いってなかなかしてくれませんよね、、、してお手伝いをしてくれるようになる方法をいくつか紹介します。

お手伝いをしてくれる方法
  • お手本を見せる
    言葉よりも見本を見せたり、一緒にお手伝いをしたりする方が覚的に何をすればいいか分かりやすくなります。
  • きっかけを作る
    寝る前のお片付けの時に「お片付けの歌」を流していました。1か月くらいするとその音楽を流すと自然とお片付けをしてくれるようになりました。
  • 目標は小さく
    親が求める水準ではなくても褒めてあげましょう!大切なことは「お手伝いをする」ことなのであまりクオリティを求めないようにしましょう。

お手伝いをしてもらうよりも自分がやった方が早いことも多々ありますよね。自分に余裕があればお手伝いをお願いしやすくなる気がします。

家でも療育をした方がよい?

SNSを見ると色々療育や知育のグッズを紹介している投稿がありますよね。
たか先生の考えは

「やった方がいい、ただし自分に余裕があるのなら」です!

療育については早いうちからやっておく方がいいと思います。
同じ程度の障害をもっていたとしても3歳から療育を始めるのと中学生で療育(ソーシャルスキルトレーニング)をするのとでは大きな違いがるかなと思います。

ただし「自分に余裕があるのなら」という条件付きです。

おうち療育を調べたり、療育グッズを作っていてどもとの時間がとれなくなるなら、子どもと一緒に遊んでいる方がいいかなと自分は思います。

  • 早期療育で子どものできる事を増やすメリット
  • 親に余裕があって、いつも笑顔でいるメリット

もちろんどっちも大切ですが、親がいつも笑顔でいてくれる方が子どもは安心できるのではないでしょうか?


多くの保護者は子どものためにすごく一生懸命なので「そんな無理しなくていいんだよ、もっと自分の時間を作って」といつも思っていたので、こんな記事を書いてみました。

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

今日のまとめ

発達障害をもつお父さんお母さんは正直しんどい部分もたくさんあると思います。しんどかったらため込まずにSOSを出しましょうね!

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ABOUT ME
たか先生
たか先生
特別支援学級担任
発達ゆっくりさんの息子をもつ30代特別支援学級担任。子どもの発達について悩むお父さん、お母さんや支援学級について悩む先生に向けてうまく子どもと関わる方法やおすすめのグッズを紹介します!
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