特支教員がおすすめする絶対買ってほしいボードゲーム
こんにちは、たか先生です。
子どものために家でできることは何だろう?
子どもと楽しみながら勉強をしたい!
家で子どものために知育をしたいけどなかなか子どもがやってくれない、色々と知育や療育のおもちゃを買って物が増えすぎてしまったなんてことはありませんか?
私はボードゲームが自分自身も大好きですが、息子と遊んだり、授業の導入やご褒美として使ったりすることが多くあります。
ボードゲームは療育になる・語彙を増やす・計算力が身につくなどゲームによって
色んな力をつけることができます
数多くボードゲームで遊んできた自分が1つだけおすすめするとしたら
「ブロックス」というボードゲームです。
この記事ではブロックスの隠れた遊び方について紹介します。
1つでこんなに色んな使い方ができるボードゲームは
「ブロックス」だけだと思います。
ブロックスとは
ブロックスとは21個の色分けされたピースをつないでいき、たくさんピースを置けた人が勝ちというシンプルなゲームです。
シンプルだからこそ誰にでも遊べて、より集中して考えた人ほど勝てるゲームです。
得意、不得意があり、自分が今までやってきた中では自閉症の子が得意だったイメージがあります。
ブロックスの遊び方5選
それではここからブロックスの色んな遊び方を紹介していきます。
レベル1からレベル5まであり、レベル1は2~3歳くらいでもできる遊びです。
- ブロックスを色で分ける
- ブロックスを形で分ける
- ブロックスをマスの数で分ける
- 1人で盤面を隙間なく埋めていく
- 基本的なルール
ブロックスを色で分ける
まずはレベル1です。
ブロックスには「赤・緑・青・黄色」の4種類で構成されています。
透き通っていてキラキラしているので、自閉症の子でピースを光に透けさせながら遊んでいる子もいました。
この4種類を色ごとに分けていくゲームです。
2歳くらいから始められ、色を識別する能力が身に付きます。
ブロックスを形で分ける
次はレベル2です。
ブロックスは色が4色ですが、形は21種類あります。
この21種類を色分けと同じように形で分けますが、21種類もあり、似たような形もたくさんあって分かりずらいので、レベルはかなり上がると思います。
分ける箱ですが、下の写真のように自分は百均の薬箱を使って分けています。15個にしか分けられませんが、大きさがぴったりで、どこまで埋めればゴールなのか
分かりやすいので、最後まで集中して取り組むことができます。
4歳くらいから始められて、小学校・中学校の算数、数学でつまづきやすい図形の問題の基礎になる力をつけられると思います。
ブロックスのマスの数で分ける
次はレベル3です。
ブロックスのピースは1~5個のマスで分けられています。
レベル3ではマスの数ごとに分類していきます。
5歳くらいから始められ、数の概念を身につけることができます。
また数の概念が身につきにくい子に「1マスは小さい、5マスは大きい」などの
アプローチをしながら教えていくこともできると思います。
1人で遊ぶ
レベル4では1人で遊ぶです。
小学生くらいになると基本的なルールを理解したり、考えたりしながらゲームに取り組むことができるようになってきます。
1人で遊ぶときは全てのピースを使い、盤面を埋めていきます。
自分の印象では自閉症をもっている子はこの遊びがすごく好きでした。ぴったりはまったときの気持ちよさや、埋めていく感覚がとても楽しいようです。
障害がある子が働くようになって困ることの1つが「休み時間の過ごし方」です。
学校などで決められたことはできるけど、休み時間など自由な時間の過ごし方が分からず、ストレスになってしまう人もいるようです。
ブロックスだけでなく、散歩や読書など1人で楽しめる趣味が1つあることはとても大切だと思います。
みんなで遊ぶ
レベル5はみんなで遊ぶです。
これは基本的なブロックスの遊び方です。
2人~4人で遊びますが、基本的なルールが分かれば誰でも楽しめます。
そして多少実力差があっても運が良ければ勝つこともできるので大人と子供が混じっても十分に楽しめるボードゲームだと思います。
自分がボードゲームを選ぶ基準は
- ルールが単純
- 初心者も経験者もある程度戦える
を意識して買っています。ブロックスは1台買えば4度も5度もおいしいボードゲームでした。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。